日本蜜蜂に対する正しい知識を身に付け、多様な日本蜜蜂の魅力を知ってもらい、検定合格者により多くの日本蜜蜂ファンを育成していただく事を目的としています。



日本蜜蜂の出張捕獲

>>> 蜜蜂の駆除依頼者の方へ

NPO法人日本蜜蜂大学では、日本蜜蜂の保護、育成を目的の一つとしています。
本来、日本蜜蜂の巣は 木の祠の中など自然界に存在します。
しかし、近年では雑木林が伐採されるなど、蜜蜂が安心して営巣する環境は年々悪化して、神社仏閣や民家の屋根裏や床下、お墓の納骨スペースや石垣の隙間など、人間の生活圏内に営巣をする事が多くなってまいりました。
家屋に営巣した場合、放置しておくと虫(ハチノスツヅリガ)が湧いたり、最悪の場合、夏場の高温で巣が落下し、天井に染みが出来たり、床下にアリが大量に集まったりしてしまいます。
また、春先の分蜂(巣別れ)時期には、二万匹前後の蜂が乱舞し、庭木に集合する事がよくあります。蜜蜂の知識が無ければ、恐ろしい事極まりない場景であります。
そこで、日本蜜蜂に熟知し捕獲(保護)技術をお持ちの方をご紹介致します。
捕獲に伺う者は、NPO法人日本蜜蜂大学の出張捕獲登録者で日本蜜蜂検定2級合格者であります。
もし、駆除業者に依頼された場合、数万匹の蜜蜂達の死骸が至る所に散乱し、後の掃除にも時間が掛かりますし、駆除料金は1万円前後から難易度により最高2万円の費用を請求してくる業者もあるようです。
勿論、当NPO法人日本蜜蜂大学から紹介する捕獲に伺う者は、ボランティアでありますが、交通費及び経費の実費は発生してきますので、費用については紹介させて頂いた人と事前にお話し合いの上、駆除依頼をお願いいたします。
現在、登録者は41名しか居らず、日本全国をカバーする事は到底出来ず、ご紹介が出来ない事の方が多いかと思いますが、一度お尋ねになる事をお勧めいたします。

>>> 日本蜜蜂捕獲希望者の方へ

NPO法人日本蜜蜂大学では、日本蜜蜂の保護、育成を目的の一つとしています。
蜂の知識が無い人が、蜂の巣を発見された時は、恐怖以外の何ものでもありません。
しかし、蜂駆除業者に駆除を依頼されると、一群はアッと言う間に全滅。残された死骸は勿論の事、蓄えられた貴重な蜂蜜や蜜蝋の元になる巣板までゴミとして捨て去られます。蜜蜂飼いには見るに忍びない惨状です。
特に春先の分蜂による蜂球を駆除された時などは、「あと2〜3時間待ってあげられなかったのか…。」と心が痛みます。
私たち人間が、本来蜂の住処を開拓・開発して住んでいると言う事を説いても、私たち人間がいかに、蜂の恩恵を受けて暮らしているかを説いても、理解していただける人が少ないのが現状です。一番良いのは共存、共栄を図ることです。
本来駆除されてしまう運命の日本蜜蜂を一群でも多くの日本蜜蜂を救えないかと、この事業を立ち上げました。
蜜蜂の保護・捕獲には、ある程度の知識と蜂の扱いに慣れた者が行く必要があると考えています。当NPO法人の日本蜜蜂検定2級合格者の皆様で、趣旨にご賛同いただける方のご登録をお願いする次第です。
登録には、下記の事項を事務局まで連絡願います。

・日本蜜蜂検定の登録番号
・自宅からどこまでの距離まで捕獲に行けるか。(例:お隣の県まで、または都府県内、または市町村内、20km以内など)
※あくまでもボランティアとして行える方が前提です。交通費やその他の必要経費は、依頼者様と事前にお話し合いの上、行ってください。